2015年から投資の世界に足を踏み入れてから早5年。
始めた当時の投資の位置づけと、現在の考え方は全く異なるものとなっています。
2人とも医療系専門職、お金の世界とは最も遠いところにいたありパパ、ありママが知識ゼロからスタートした、ありんこfamilyの経験と学びを紹介します。
ありんこfamilyの投資歴
- 2015年ありパパ、NISAを始める
- 2016年ありママ、ありパパに勧められてNISAを始める
適当に買った株が上がる。完全にビギナーズラック。
- 2017年ありママ、みずほ(8411)を積み立て始める
単価が安くて買いやすく、配当が良いという理由だけで選定。
- 2020年2月ありパパ、iDeCo開始
貯蓄もできているようなので、とりあえず始めてみようかと申し込み。
- 3月コロナショックでありパパ、痛手を負う
ここで初めて投資方法について考え、情報を集める。
- 4月ありパパ、積み立てNISAに変更
ありママ、NISAで米国ETFの買い付けを開始 - 8月月に1度のペースで積み立て継続中
ざっくりこんな感じです。
ありパパ、NISA口座を開設
2015年、ありんこfamilyの財務担当のありパパがNISAを始めることを決意。
何も考えずにガンガン入った保険がきっかけで、投資の世界も知らなくてはと思ったようです。
いくつか検討したようですが、SBI証券を採用。
当時のありママは「え?投資?ギャンブルなんてやめて…」という認識。。。
資金は100万円までと決めて、国内個別株の売買を始めました。
ありママ、ありパパに勧められてNISAを始める
投資に対して懐疑的だった、ありママ。
しかし、ありパパの話を聞き、株主優待に惹かれて「ちょっとやってみてもいいかな…」という気持ちに。
育休中ということもあり、何か新しいことを初めてみたかったというのもありました。
SBI証券にて口座を開設し、ありパパと同様、資金は100万までと決めてスタート。
スタジオアリス(2305)、アダストリア(2685)を優待目当てに買う。
たまたま値上がりし、利益を得る。
当時は国内個別株以外への投資方法があることを知りませんでした。(私はね)
ありママ、みずほ(8411)の積み立てを開始
2017年。当時は正社員としてフルタイム勤務をしていました。
(育休明けでしたが、時短勤務が許されずフルタイムでした)
毎日の生活に追われ、株のことに頭が回る状況ではありませんでした。
なので、せめて日経平均といくつかの銘柄だけを通勤の時にチェックしようと決めました。
そこで見つけた、みずほ(8411)株。
優待が欲しい株の多くは20万円程度必要だったのに対し、株価が200円程度でしたから、2万円で100株買えるのが魅力的で、コツコツ積み立てることにしました。
積み立て方は、特になく「なんとなく下がった時に100株ずつ」でした。。
下がっても、配当もらえるからいいやーと悠長なスタンスで続けていました。
ありパパ、iDeCo開始
2019年2月。ありパパが転職しました。給料大幅アップ!
それに伴い、ありママはフルタイム正社員を退職し、扶養内のパート勤務へ切り替えました。
ありんこfamilyの収入としては転職前よりも減りましたので、iDeCoへの加入を保留していました。
パート勤務先が決まり、ありんこfamily新体制にて安定して働けることを確認。
しばらくやりくりをしてみて貯蓄もできているようなので、iDeCoを年末に申し込みました。
楽天証券とSBI証券で迷いましたが、楽天証券にしました。
2020年2月より、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))を月に23,000円積み立てています。
コロナショックでありパパ、痛手を負う
2020年のコロナウイルス感染拡大による経済打撃で、ありパパがやってしまいました。
この株はぜったい上がると信じた個別株を、なーぜーか信用買いしていたのです!!
ありママに「信用買いは危ないよ、損失が出たら追加でお金を払わなくちゃいけなくなって大変なことになるから。。」と教えてくれたのは、他ならぬありパパだったのに…。
きっとちょこちょこ信用買いをして、儲けていたのでしょう。
自分がその沼にハマっていることに気付いた時には、時すでに遅し。
損失額180万。ぎゃー!
資金もこれ以上ありませんし、待てませんでした。損切りをすることになりました。
現物で持っていればよかったのにな…(そうすればそんな額買えないことに気づくし)
ありんこfamilyにとっては、超・大金です。
短期・中期の売買での利益を目指す投資法に、やはりギャンブル性を感じずにはいられませんでした。
ありパパ本人はもちろんですが、ありママも落ち込みました。
しばらく悶々とした日々を過ごしました。
が、事実は変わらない、変えられるのは未来しかない。
問題点を明らかにし、今後の投資方針を考え直すことにしました。
かなり堅実な性格のはずのありパパでも気づかぬうちにやらかしてしまう投資の世界。。
あぁ、恐ろしや。
資金管理が大事とはこのことか、と痛感。
ありママ、自分でもしっかり勉強しようと決意しました。
そこで、インデックス投資という方法を知る。
ありパパ、つみたてNISAに変更
2020年4月、ありパパ、楽天証券のつみたてNISAに変更。
年の途中でも、NISA枠を使用していなければNISA→つみたてNISAに変更できます。
楽天証券は月に50,000円分までの投資分の1%がポイント還元されるので、旨味があると判断したようです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を月に30,000円を積み立てることにしました。
つみたてNISAの投資枠は年に40万円までなので少し余りますが、ひとまずこの額です。
ありママ、NISAで米国ETFの買い付けを開始
ありパパはiDeCoで全米株式、つみたてNISAでS&P500インデックスに投資をしているため、
ありママは米国ETFを買い集めることにしました。
すでに今年のNISA枠でみずほ株を購入していたのと、外貨で資産を積み立てるのも必要だなと考えたので、ありママはNISAを継続することに。
今までは100万円以内の予算で、それが0になってしまっても仕方がないと思っていた投資。
他にも方法があることを知り、ありママの投資=ギャンブル感は薄れてきました。
いくつか本を読み、ネットを参考にして、ポートフォリオなるものを組んでみました。
ありパパでたんまり株式に投入しているので、金、債権ETFにも投資をすることにしました。
すでにみずほ株を始め、日本株式も多少保有している(言い換えますと塩漬け)ので、これからしばらくは米国に資金を投入したいと考えています。
詳しい方法については、後ほど記事にしたいと思っています。
投資歴をまとめてみて
ありママはお金のことに疎く、考えるだけでネガティブになってしまい、なかなか向き合う事ができませんでした。
働くことで、お金のことを考えることから逃げようとしていたのだと思います。
でもそれはお金に対しての負の感情をなくす解決策ではありませんでした。
投資の世界に足を踏み入れ経験してきたことで、徐々に知識がついてきました。
必要なお金をその用途にあわせて貯める方法を考えることで目的・目標がはっきりとし、漠然とした不安は解消されてきました。
今は楽しくお金のことを考えられるようになってきました。
もっと早くから情報を収集したり、本を読んだりしたらよかった!
この一言に尽きますが、それを言ったところでもう時は戻りませんしね。
ここまでこれた時点でとりあえずよしとします。
学ぶことと行動すること、愚直に実行していこうと思います。